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2021年上半期を振り返る
昔は月報とか書いて、個人開発の進捗を振り返ったりしていたのだけれど、最近はめっきり開発する余裕がないので、そんな習慣も無くなってしまった。なんやかんやしているうちに2021年も半年が過ぎてしまったので、備忘録がてら、主に留学についてメモっておこうと思います。
留学にいくまで
まずは、留学できたことにホッとした。留学コンプレックスみたいな、学生時代にやりたかったけど、できなかったことを20代後半になってできるなんて思ってもいなかった。働いていたからこそ、お金の余裕や今後についてじっくり考えることもできる機会なので、むしろこのタイミングで良かったのかなとも思う。けれど、コロナの影響はもろに受けていて、約1年延期しているし、飛行機は3回変更したし、隔離期間のためのホテルは3日で15万円した割りに期待したほどいいものではなかったけれど。兎にも角にも、なんとか3月にバンクーバーに到着してから4ヶ月が経とうとしている。
お金よりも経験という考えのもと、お金はまた稼げばいいやとできる限り早く行けるようにしたあの時の決断ができた自分を今は褒めたいなと思う。あの一つの決心からマインドチェンジが起こっていて、自分にとって何が大事なのか、自分だけが幸せになればそれでいいのか、など考えることがあったなと感じる。
そもそも留学が最適解だったのか?
日本でエンジニアとしての経験があったので、学校で得るものはほぼなく、毎日zoomを起動だけして他の作業をする日々。授業自体に面白みを感じることはなく、今更Javaとかやりたくないし時間の無駄感がすごい。ビザ的にパートタイム(週20時間まで)しか働けないのでなかなか自分の場合は仕事を見つけることができずかなりフラストレーションが貯まる時期もあった。
2021年中に英語でエンジニア仕事をするのが目標の一つだったけど半分諦めている。1年間は遊びに振り切った方が精神衛生にはいいのかなとか、いやいや早く仕事を見つけないと来た意味が薄れるなとか、葛藤している。カナダでは現地企業での就業経験が求められることが多く、それが欲しいのに求めるの?と厳しさを感じる。ボランティアもあるけど今更やりたくないのが正直なところです。自分がジュニアレベルなら喜んでやるだろうけど。
職歴のある人が海外でエンジニアとして働きたいと考えているのなら、日本から頑張って就職する方がいいかなと思います。
バンクーバーってどう?
最初の頃は冬だったのですが、「レインクーバー」とよばれるほどずっとどんよりしていて、もし永住したとしたら毎年この落ち込みそうな天気を味わうのかと思うと前向きではなかった。反面、暖かくなってきた最近は清々しく、湿度も低いのでとても過ごしやすいです。ビーチがダウンタウンから徒歩圏内だったり、ハイキングに電車でいけたりなどアウトドアがしやすい環境が整っていて、待ち遠しかった夏がようやくやってきて、とても愉しみだ。
先日はバンクーバーで40度になるという異常気象に見舞われてしまい、なんというか辛かった。6月の平均気温は12~20らしいので、この違いを見るだけでも驚愕しますね。こちらの家のほとんどはエアコンがついておらず、全ての家電量販店から扇風機が消え、スーパーにはアイスクリームもなかった。そんな炎天下でBBQしていたのも大概アタオカだなと思いつつ、地球温暖化について真剣に考えている。
引っ越しをして日射量が急激に増えた。朝型になったし、いいことしかない。けれど日中は部屋にいてられないくらい暑過ぎて困っているのが最近の話。
バンクーバーは概ね楽しいけれど、やっぱりそれは人、友達ありきでそれはどんな街に住んでも同じだなと感じる。どんなにたくさんのアクティビティがあっても気の合う仲間がいなければ、楽しいはずのものも楽しめない。
「俺はダンベルしか愛せないから」
月1000円くらいのジムを見つけて、特に趣味らしいこともないので筋トレする頻度が少しづつ増えていた。気づいたら毎日いくようになっていた。自分でも怖い。友達との予定合わせに、ジムを優先していた時はさすがに自分で引いたし今はそうないように気をつけている。「なにを目指しているの?」と尋ねられるとふざけて「ボディビルダーになる」と言っているが、まだそこまで大きい自分が想像できていない。でも、筋トレを通して学ぶことはりたくさんあって、「努力するな、習慣化せよ」「日々の成長をどう実感・可視化するか」「成長には痛みが伴うが、苦しむ必要はない」などなど、どんな分野にも通じる考え方を身につけている最中です。