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入社3ヶ月で学んだこと

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2022
Review
Vancouver
Engineering
Published
2022/12/21
無事に海外就職を決めてから3ヶ月、パフォーマンスレビューを終え、晴れて社員としてやっていけることが決まりました。厳密には試用期間だったので不安だったのですが、なんとか乗り越えたようです。
 
レビューの内容はおおむね前向きなもので、エンジニアとしての技術力だけでなく、コミュニケーション能力やチームワークなどの視点からフィードバックを受けました。もちろん自分でも重々承知ではあるのですが、明らかに「英語」の部分が他よりも劣っているので次の3ヶ月は英語にコミットしていきたい所存です。
 
本エントリーは、これまで働いてきた3ヶ月間における個人的な学びを共有してみたいと思います。
技術的なトピックや開発手法、働き方や考え方など書いていきますので、気になったものなどあれば意見交換できれば嬉しいなと思います。
 

テスト駆動開発

白状します。これまでまともにテストコードを書いたことがありませんでした。エンジニアとしては情けない話ですが、学ぶ機会を得られて光栄です。
TDDといっても、プロダクションコードを書くときは一緒にテストコードも書きましょうね、くらいの認識でしかなく、これまでそれ以上を知ろうとも思っていませんでした。しかし、そんな自分に幻滅するくらいにはもっと早くから導入すればよかったと後悔しています。ざっくりした理解は「プロダクションコードを書く前にテストコードを書いて、少しづつ改善していく」というもので、いまだにしっかりと実践できてはいないのですが、少しづつエッセンスを取り入れていっているところです。TDDはこれまで慣れ親しんできた開発手法を根本から覆す考え方で、目から鱗とはまさにこのことでした。
 
「Test-Driven Development in Swift」という本も読みましたが、かなりおすすめです。iOS開発ならではの知見だけでなく、TDDに関する様々な知識・Tipsが詰まっている両所です。
 

アクセシビリティ

こちらもこれまでの開発経験で特段意識することのなかった領域です。
iPhoneのVoice Over機能で利用者になりきって試してみたり、最近はXcodeのサービスの一つとしてAccessibility Inspectorで正しく文字が読まれるか、情報の欠損がないかなどを確認しつつ開発しています。
例えば、とあるアイコン画像をボタンとして利用しようとすると、特別な対応をしなければ、その画像は読み上げ機能によって認識することができません。なので、ラベルを指定し、そのボタンを押したときに何が起こるのかを提示してあげるような対応が必要になります。
まだまだ対応中でまったく忘れてしまうこともあるのですが、アクセシビリティへの理解が増す昨今、しっかりと対応し胸を張れるプロダクトにしていければと思います。
 

アジャイル

私にとって初めてのスクラム開発経験です。
最初はプランニングポーカーやレトロスペクティブなど慣れないイベントが多かったですが、最近はうまく立ち回れるようになってきました。
ただ、チームが20人以上いて、自分次第ではあるのですが、もっと積極的に参加しなければと反省しています。
こちらもまた「Clean Agile」という本を読んでいるのですが、新しい知識・学びを取り入れるのはいつだって楽しいですね。
 

コミュニケーション

英語

もうこればかりは練習あるのみです。リスニングは大体理解できるのですが、Meeting中の議論が難しく特に発言しなかったり、言いたいことがうまく伝わらなかったりと情けなく感じる場面が多々あります。試用期間も終わり、技術的にも認められたので次のステージに向けて、しっかりとスピーキング・ライティングの英語によるアウトプットのレベルを上げていく所存です。

会議

アジャイル開発の中で、デイリースタンドアップやレトロスペクティブなど、毎日何かしらのオンラインミーティングがありますが、あまり有効活用できずにいます。
上記の英語的問題があるにしろ、基本的にマイクミュートで受動的に参加している姿勢が自身のプレゼンス向上や貢献感を蔑ろにしていると感じます。元来、話すのが得意ではないという性質ですが発言することや疑問を投げることは、チームが健全・適切に機動するために必要不可欠なので改善中です。

要件

ごくたまに、PMやQAとバトルすることがありますが大体は要件通りに開発を進めています。要件に見合う開発をする中で、きちんと一言一句読まないと、誤解を生み自分だけで理解できないだけでなく、人に聞いて漸く納得できることがあります。
英語だからなのか、文字が滑って特定の条件を見逃していたり、間違った解釈のままQAをお願いするなど反省することが多いです。普段以上に慎重になれば良いし、システマティックに解決できる部分もありそうなので、日々工夫をして、成果の質を上げていこうとしているところです。

おわり

この3ヶ月はどうにか生き残ってやるという気概でやってこれました。ここからは1段ステージが上がり、いかに活躍できるか、いかに成長していけるかが大事になってきます。北米圏でのキャリア形成の第一歩を踏み出せた自分を誇りに思うと同時に、まだまだやってやるぞと鼓舞しながら、無理しない程度に頑張ります。